3DCGArtist大﨑雄太が「第一回 オークハウス大賞」にて実践賞受賞
2019.11
「絵の力でコンペを取る」をテーマに3DCGArtist大﨑雄太が「第一回
オークハウス大賞」にエントリーいたしました。一次審査を1枚のパースのみで通過し、渋谷ヒカリエで行われた最終審査の公開プレゼンでは追加の5枚を加えた内容で実践賞を受賞しました。
設計者様の意図を形にする仕事をする上で、限られた時間の中で効果的なCGパースを制作する重要性をCGworksは理解しております。






以下オークハウス大賞一次審査後の取材より

まずなぜこの建物を作りたいと思ったか教えて下さい
私が普段はCGのコンセプトアートティストをしてまして、普通は設計者さんから図面を
いただいてそれを形にしたりするんですが、そうではなく絵から何かを提案することをし
ようとしていてそのきっかけとして建築のコンペで絵で勝負していこうと思ったのが最初
の動機です。
普段はパースを作成しているのですが、ビジュアルから図面になって実現していくとい
う逆のプロセスができてもいいんじゃないかなという気持ちで応募しました。
今回なぜこの建物作品を作りたいと思ったんですか?
私は今までシェアハウスに住んだ経験がなくて憧れはありました。帰って誰かがいると
かそういうのっていいなって思うんですけどどこか心の中に少し抵抗もあるんです。
同じ家にキッチンとかリビングとか共有空間に人がいてそこから自分の部屋に戻るのは少
し不安感があって、今回不安を払拭するためにキッチンやリビングは共有するとしてもそ
こから1回屋外を介して自分の部屋に繋がっていくことができないかとまず思いました。
屋外を介することは部屋の中が繋がっているよりもプライベートがよりプライベートに
なる1つのきっかけとしてまず庭を設けてみようと思いました。共有するスペースがあっ
てそこからプライベートな空間な部屋に枝分かれしていくような空間構成にできればいい
なと思います。
こちらの作品を作るにあたって大変だったことはありますか?
勉強、街、交流といったコンセプトを、プライベートをよりプライベートにするために
設けた庭に落とし込むところですね。
例えば、「趣味の庭」では料理、音楽など、自分の趣味でコミュニケーションを活性化
させたり新しい発見をしてもらうことができます。
趣味が活性化していくような建物ができないかなと思いまして、私が在籍していた大学に
はクラブ棟というものがあって「コの字型」になっていて真ん中が広場みたいになってい
るんですね。
例えば軽音部の部室の前では音楽をやっていたりジャンベのような民族音楽をやってい
たり、今まで全く興味がなかったことも、その部活のメンバーではないけれど知るきっか
けになったのでそういう関係性っていいなとイメージして作りました。趣味の連鎖、興味
の連鎖が庭を介して繋がっていくといいなと思います。

もし実現するとしたらどこで作りたいなどありますか?
今回条件で敷地面積だけ決まっていたと思うんですが、もし実現するとしたら場所を指
定するというよりもどちらかというとプロットタイプを作りたいです。
庭を囲い込むように建物がある形状なので、敷地に応じて庭を囲みさえすれば細長くて
も正方形でも実現できます。色んな場所で庭を介した関係性が生まれればいいなと思いま
す。
今までご自身でシェアハウスは住み方の選択肢になかったですか?
なかったですね。ちょっと勇気が出なくて。
そんな自分だからこそどうしたら住みやすいかな、入りやすいかなと思うと、室内が共有
というよりも大きく庭が共有されていて自分のプライベート空間は部屋として屋外から入
れるってというのが自分が住むんだったらいいなと思いました。
雨が降ったらどうしますか?
雨の日にやらなくていい活動はやらないとして、図書館などは本が濡れないように小屋
があればいいかなと思います。
交流が運動ができるスペースを屋外に置いた理由は、外で何かできるっていいなと思った
からです。
以前スポーツジムに通ってたんですけど、室内にいるとあんまり気持ちがよくないなと
思って辞めてしまいました。
せっかくだったら庭で運動したり読書したりしたほうがあまりない体験かなと。
公園みたいな形で一般の方も入ってきて、真ん中にちょっとしたステージがあって音楽の
発表があったり、地域のイベントにも開かれてばいいなと思います。
今後はどのようなシェアハウスを企画したいと思いますか?
今までの私の中のシェアハウスのイメージが室内を共有することが多いかなと思ってい ます。今後はどちらかというと屋外をどう利用していくかといった理屈じゃなく気持ちが いい小さな街のような建物を作れたらなと思います。

最後に発表に向けて意気込みをお願いします!
シェアハウスに住んでない自分でもどう住めるか考えたときに、自分でも住みたいもの を考えたのでぜひご提案させていただきたいです。